ちょいたび日記２。

NPO法人長野門前創造会議の『長野門前大学』は
善光寺界隈で暮らしている、働いている人たちからさまざまな事を教わろうという会とのこと。
今回は、明治３５年から味噌作りを行っている『すや亀』さんによる
『味噌学』が開催されました。
ＳＫＫメンバー（←ナガブロ信州郷土食研究会ｗ）で参加してきました！

すや亀さんにて集合です。

まずは、味噌の工場見学です。
工場見学大好きなので嬉しい～♡
内部にある神棚へお詣りから始まりました。

『醸造は人格なり』
この言葉が後でその意味を深く知る事となる・・・・(笑)

こちらのお味噌は、こだわりの大豆、水、麹を使って味噌仕込みをするそうです。
大きな機械がありますが、基本的には人判断で行う作業が多いみたいです。

木桶にある味噌の天地返しもこの機械を使うことで、作業がだいぶ楽になったそうです。
それでも、底にたまっている部分は人の手（シャベル）で掘るそうですよ。

ズラリと並ぶこちらの木桶にはこだわりの味噌が仕込まれていました。
古い桶は明治や大正のものらしいです。
この古い桶の他に数年前に新しい木桶も入ったそうです。
究極をめざす味噌だなんて、凄いなぁ

そんな木桶を覗かして貰うと、こんな感じです。
昔からの麹が浸みこんだ樽なのかな。

社訓のビジョンに日本一を目指す、と記されていました！
そうそう、すや亀さんの『すや』は『酢屋』だったんですね。

味噌の他にも加工品の数々が仕込まれていました。

梅漬けもあったよ～
美味しそうなのだワン！

さて～
場所を移動して、お楽しみの味噌作りです。
右手のお味噌は、すや亀さんのものですが、
参考にと、西京味噌、八丁味噌、麦味噌もありました。
それぞれの味噌の違いがよく分かる説明で勉強になりました！

さてさて～
机の上には味噌を仕込む材料がセットされていました。
煮てつぶしてある大豆に、麹、塩にカビ防止用にアルコールです。

塩はシママースなのよ～
材料にも塩が入っているのですが、これを入れると１２パーセントの味噌、
半分で１１パーセント、入れないと１０パーセントの味噌が出来るそうです。
私はおおよそ半分入れたので１１パーセントかな。

大豆に麹と塩を混ぜ混ぜ。
よ～く混ぜないと、仕上がりが不出来となってしまうので、皆さん無口に真剣です(笑)
表面をならして、先生にチェックしてもらいます。

アルコールをフリフリして、ラップを表面へ。
中蓋をしたら作業完了です。
（家で１キロ程度の重しをのっけて完成です）

日が当たらない風通しのいい場所で過ごすと、７月末には完成するそうです。
どんな味噌が出来るのか、とっても楽しみ～(≧▽≦)
関係者の皆さん、楽しい会をありがとうございました！

作業終わりはランチです～♪
どこへ行こうか、アレコレ悩むー
秋山食堂も候補にしたんだけど～(笑)
今回はあのラーメン屋さんへＧＯでした ٩(●˙▿˙●)۶
つづくー。

おまけ。

味噌作りの会場近くに、なんだか気になるお店を発見です。

じっくり見てきました～ｗ

ついつい、
辺りに人がいないか、確認したアタシなのでありました(笑)